アワビ漁継承へGCF
2021/10/04
南房総市は、アワビ漁を継続させるため、ふるさと納税を活用したがガバメントクラウドファンディング(GCF)を10月3日から12月31日まで実施しています。東安房漁協で実施している稚貝放流事業に必要な、アワビの稚貝の購入費などに充て、目標額は300万円となっています。
市内でとれるアワビは、全国の市場で「房州黒アワビ」として取引されているが、漁獲量の減少や漁業従事者の高齢化などが大きな課題となっている。
そのため同漁協では、アワビ漁を未来に残すため、稚貝を放流して水揚げをする「育てる漁業」を展開。1年に1回稚貝を放流し、3年間の育成期間を設けて漁獲・放流する「3年輪採方式」を行い、一定の水揚げを保っている。
今回のGCFは、集まった寄付金をこの取り組みの補助金に充てるためのもので、同市のアワビ漁向けのGCFは平成28年、30年、令和元年に続き4回目となる。
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが提供するGCFを活用する。1万円から寄付が出来、金額に応じて「房州黒アワビ」や干物など返礼品が用意される。返礼品が届けられるのはアワビ漁の解禁となる来年5月以降となる。
(9月30日 房日新聞より)
詳しくはふるさとチョイスをご覧ください。
アワビ漁を未来に残す!漁獲を安定させ全国の食卓に届けたい(第4弾)
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